院長は、日本のアレルギー診療の中心拠点病院である成育医療研究センターのアレルギーセンターで診療と研究に当たってきました。
その経験をいかして、最新のデータに基づいたアレルギー診療を行います。
また、アレルギーの治療には、毎日の治療がとても大切です。
えがおの森では、アレルギーの専門看護師(小児アレルギーエディケーター)が、家庭で気を付けるポイントを丁寧に説明します。
「アトピー性皮膚炎ガイドライン2021」(日本皮膚科学会・日本アレルギー学会)で推奨されている「プロアクティブ療法」を行います。
正しい体の洗い方やお薬の使い方を、最初にしっかり勉強してもらいます。
毎日きちんとお肌の手入れをすれば、すべすべのお肌になって、つらい思いをしなくてもすむようになります。
食物アレルギーがあっても、症状が出ないくらいの少しの量を食べていると、完全に除去しているよりも治りやすいことがわかっています(「必要最小限の除去」と言います)。 えがおの森では、「食物負荷試験」を行って安全に食べられる量を確認し、「必要最小限の除去」を適切に行っていきます。
湿疹のある赤ちゃんは、食物アレルギーを発症しやすいことがわかっています。
えがおの森では、食物アレルギーの発症予防を意識しながら、赤ちゃんのお肌の手入れをし、離乳食を始めていきます。
湿疹のある赤ちゃんは、生後2-3か月頃までに治療を始めると効果的です。
喘息は、発作が出ていない元気な時でも気管支に炎症が隠れている病気です。
炎症を取るのには、何ヶ月も時間がかかります。
発作の時だけでなく、普段の元気な時にもきちんと治療して、
発作が出ない身体を作りましょう。
スギ花粉症やダニアレルギーの患者さんの舌下免疫療法を行っています。
スギやダニの成分を毎日少しずつ摂ることで体を慣らして、症状が出ないようにする治療です。
治療開始すると数か月で効果が出始め、4年間継続するとアレルギーそのものが治る、と言われています。
5歳から治療を受けられます。